債務整理の体験談

借金の返済に苦しんでいる方はインターネットなどで、
思わず「どうしたらこの苦しみから解放されるか」と情報を探してしまったりしないでしょうか。
よく電車の中の中吊り広告に、借金問題を解決しますという司法書士や弁護士の広告が出ていますね。
しかし、広告を見ただけでは本当に助けてもらえるのか不安ですし、
何より法律の専門家に頼むということは報酬を支払う必要があります。
お金がなくて困っているのに、とてもじゃないけど無理と思ってしまいます。
それでも気になってインターネットで詳しく情報を調べようとするわけですが、
そうすると、そうした事務所のホームページに体験談が載っていたりします。
また借金から解放された方が、その手続き方法やかかった期間などについて、ブログで書いていることもありますね。
すると必ず、自分の置かれている状況や借金の額と比べてしまいます。
自分の額より借金が少ないと、参考にならないとガッカリしたり、自分ほど苦労していない人だと思ってしまいます。
一方で、自分より少ない金額の人が債務整理相談をしています。
その時、自分はまだ債務整理相談も何もアクションを起こしていないのはマズイのだろうかと焦りも感じます。
他方で、自分よりもずっと借金の額が多い人を見つけると、
自分よりも自己コントロールができない人がいたと妙な安心感を覚えることがあります。
人はどうしても他人と比べて優越感や劣等感を抱きがちです。
もっとも、体験談はそのまま鵜呑みにしたり、単純に自分と比較してはいけません。
それは置かれている状況や職業や収入、家族構成などが違うからです。

たとえばあなたは今、無職で借金が300万円ある、
でも体験談に登場する人は借金は400万円で自分より多いけれど、
収入は少ないけれど職があり、毎月18万円受け取っているでは、置かれている状況は全く違います。
また同じく無職で借金を抱える者どうしであったとしても、
家族がいるあなたと独身の人では深刻度が大きく違うでしょう。

たとえば、こんな体験談があります。
7社から400万円を借りているAさんは奥さんと小学生のお子さんが1人います。
月収は手取りで30万円です。
奥さんも借金の返済を助けるためにパートに出てくれて、月に6万円ほどの収入がプラスされます。
しかし、高金利の債務であるため、利息の負担だけで毎月15万円になるそうです。
独身者ならまだしも、教育費のかかる小さいお子さんがいるご家庭ではきついですね。
一方で、奥さんがいると借金の返済をサポートしてもらえることもあります。
ちなみに、この方は法律家に依頼して、利息制限法の上限に基づく引き直し計算をし、
借金の額が300万円まで減額できたそうです。
それにより毎月8万円ずつ3年間で支払う任意整理の合意ができ、生活の立て直しに成功されたと言います。
こういう体験談を読むと、自分も相談して見ようかと思えてきます。